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イベントログおよびAssemblyLineの実行ログの確認
イベントログ、AssemblyLineの実行ログとは
Qmonus Value Stream のデリバリパイプラインであるAssemblyLineから確認できるイベントログ、AssemblyLineの実行ログを説明します。
- イベントログ
- イベントログは
qvsctl pipeline get events [options]
およびqvsctl pipeline describe [AssemblyLineRun | PipelineRun | TaskRun | Pod]
で取得可能なEventリソースを指しています。 - イベントログはAssemblyLineRun、PipelineRun、TaskRun、Podの4種類のイベントログを確認できます。
- このログの活用例としてはクラスタで起こったイベントを確認できます。例えば、Taskの実行に必要なCPUリソースが足らずに、Task実行のためのPodが起動しない場合に、原因を確認できます。
- イベントログは
- AssemblyLineの実行ログ
- AssemblyLineの実行ログは
qvsctl pipeline logs [TaskRun Name] -c [Container Name]
で取得可能なログのことを指しています。 - このログの活用例としてはAssemblyLineRunが失敗した際に、原因を特定します。
- AssemblyLineの実行ログは
イベントログの確認方法
イベントログの確認方法について、今回はQVS config(qvs.yaml)が見つからないエラーが発生してしまったという想定で説明します。
AssemblyLineの実行結果画面へ遷移します。 画面中央のAssemblyLineからPipelines (Stages)のログを確認したいカードをクリックします。 出力されたPipelineペインからPipeline Tasksのログを確認したいカードの白い虫眼鏡アイコンをクリックします。 下記の画像のように画面が出力され、TaskRunのイベントログとPodのイベントログを確認できます。 もし、ログが出力されていない場合は上記の画像右上のREFRESHボタンを押下してください。
上記の赤枠で囲っているログからエラーが発生しているStepはstep-compile-setup
であることがわかります。
AssemblyLineの実行ログの確認方法
イベントログの確認と同様なエラーが発生している想定で説明します。
まずはAssemblyLineの実行結果画面へ遷移します。 ページ下部のTimelineを確認します。 また、RETRYを行っている場合は確認したいTRY番号を選択します。
次にログを確認したいTask名をクリックします。
ログを確認したい、Step名をクリックします。 クリックするとAssemblyLineの実行ログが黒い画面で展開され、Stepごとに確認できます。 上記の画像のログからQVS config(qvs.yaml)が見つからないというエラーであることがわかります。
ログの有効期限について
- AssemblyLineの実行ログは実行から2年間閲覧できます。
- イベントログはイベント発生時から1時間に限り閲覧できます。FAQ-Q6
問合せ時に必要なファイルを一括でダウンロードするReport Logs機能について
AssemblyLineの実行に関するお問合せの場合には、AssemblyLine・Pipeline・Task等のリソース定義ファイルやAssemblyLineの実行ログをご提出いただくと早く正確な回答がしやすくなります。これらの情報収集の手間を軽減するために、お問合せ時に必要なファイルを一括でダウンロードする「Report Logs」機能をご用意しておりますので、お問合せの際には以下の手順によりダウンロードしたzipファイルを添付いただきますようお願い致します。
左のAssemblyLineメニューから、①ログを取得したい対象のAssemblyLineを選択し、Historyから対象の実行履歴にて②Detailボタンを押してください。
表示された詳細画面の右上③「REPORT LOGS」ボタンを押すとzipファイルがダウンロードされます。