Skip to content

概要

チュートリアルの概要

要件を追加で選択することによる既存の構成の拡張

本チュートリアルでは、API Backendのデプロイで作成した構成を編集し、追加で要件を選択することで、既存の構成を拡張することを体験できます。

API Backendのデプロイでは、API Backend アプリケーションのコンテナイメージをビルドし、そのイメージをもとにアプリケーションをデプロイする CI/CD パイプラインを構築しました。

しかし、このようなアプリケーションを実際に運用する上では、さらに追加の要件に対応したいケースもあるでしょう。たとえば、アプリケーションのセキュリティに関して、以下のような要件に追加で対応したくなるかもしれません。

  • 使用するコンテナイメージに脆弱性が含まれていないかをチェックしたい。
  • アプリケーションの公開範囲を指定して、アプリケーションにアクセスできる IP アドレスを制限したい。

Qmonus Value Streamでは、追加したい要件を選択するだけで既存の構成を拡張できるため、このようなユースケースに簡単に対応できます。

ここでは、API Backendのデプロイで作成した構成を編集して CI/CD パイプラインを更新することで、「ビルドされたコンテナイメージの脆弱性診断を実施する」という機能と「アプリケーションにアクセスできる IP アドレスを制限する」という機能を既存の構成に追加します。

チュートリアルの流れ

本チュートリアルは、API Backendのデプロイで作成した構成が存在し、各種リソースがすでにデプロイされていることを前提とします。

また本チュートリアルは、以下のステップで CI/CD パイプラインを拡張します。

  • Step 1 では、作成した構成を編集し、要件を追加します。
  • Step 2 では、編集した構成に基づいて CI/CD パイプラインを更新します。
  • Step 3 では、AssemblyLine を実行してアプリケーションをデプロイし、追加された要件に基づいて既存の構成を拡張します。