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1. Kubeconfig の作成 (CLI)
Qmonus Value Streamは、Kubeconfigと呼ばれる認証ファイルを利用して Kubernetesへアプリケーションをデプロイします。ここでは、今回デプロイする対象のKubernetes Namespaceに権限を持つKubeconfigを生成します。
以下の手順にしたがって、ユーザ自身で準備いただいたGKEクラスタにアクセスし、Kubeconfigを生成してください。
info
Kubeconfig の作成には GKE にアクセスする Google アカウントに下記の IAM 権限が付与されている必要があります。
- Kubernetes Engine 管理者 (roles/container.admin)
Google Cloud CLI をインストールしていない場合は以下のページを参考にインストールを実施してください。
Google Cloud CLI をインストール後に以下のコマンドを実行し、gke-gcloud-auth-pluginをインストールしてください。
gcloud components install gke-gcloud-auth-plugin
1-1. Kubernetesへ接続
利用する持ち込みGCP Project ID, Kubernetesクラスタ名, GKEのZone名を環境変数に定義
bash
export gcp_project_id=(利用する持ち込みGCP Project ID)
export cluster_name=(利用するKubernetesクラスタ名)
export zone=(GKEのZone名)
定義した環境変数を利用してKubernetesへ接続
bash
gcloud --project=${gcp_project_id} container clusters get-credentials ${cluster_name} --zone ${zone}
1-2. Kubeconfigの作成
Qmonus Value Stream CLI(qvsctl
)を利用して、Kubeconfig を作成します。
info
Qmonus Value Stream CLI は Qmonus Value Stream 専用のコマンドラインインターフェース (CLI) です。 以下のページを参考に、Qmonus Value Stream CLIをインストールしてください。
Kubeconfigを生成するNamespaceを環境変数に定義
ここでデプロイ先のKubernetes Namespaceとして、チュートリアル用に新規で作成するNamespaceを指定します。 指定したNamespaceがKubeconfigを生成する際にクラスタに作成されます。 ここで指定したNamespace名は、以降の手順でCI/CDパイプラインを実行する際に、実行パラメータとして使用されます。
bash
export k8sNamespace=(デプロイ先のKubernetes Namespace名)
定義した環境変数を利用してKubeconfigを生成
Namespace作成時に yes/no
を聞かれる場合は yes
と入力してください。
bash
qvsctl plugin gen-kubeconfig -n ${k8sNamespace}
Kubeconfigを確認
bash
cat output.kubeconfig.yaml